「再考・地球温暖化論」連載を終えて/ご意見・ご質問をお寄せください。

■COP21の開催に向けて、久々に人為的CO2地球温暖化に関する記事を本編のホームページ管理者からのコーナーで連載しました。幸い、不断よりたくさんの方がホームページにお越しくださいました。

■古い馴染みとして(笑)、JAMSTECや産総研、国立環境研、気象研究所のネットワークからもアクセスが有り、懐かしいところです。相変わらず人為的CO2地球温暖化の脅威を数値モデルによるコンピューター・シミュレーションの破滅的な将来予測によるCGという大仕掛なペテンを使って、小人・愚民を脅迫している彼らの所業は、正に国賊的な犯罪行為だと思います。

■また、新たにホームページを訪れていただいた方も少なくないようです。あまりにもマスメディアの情報との乖離が大きくて、戸惑っている方もいるのではないかと推察します。ご意見やご質問があれば、書き込んでいただければ、出来る範囲で対応しようと思います。

近藤邦明 拝

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「再考・地球温暖化論」連載を終えて/ご意見・ご質問をお寄せください。 への5件のフィードバック

  1. 堀江一啓 ほりえかずひろ のコメント:

    私は第4次報告書を発表するIPCCの人たちの表情をTVでみて、非科学的ではありますが直感的にこの人たちは自分の言っていることに自信がないなと思い、以来いわゆる温暖化問題に興味を持ち、学者ではありませんが勉強を続けてきました。そして、
    世の中には温暖化脅威論を否定する著作や議論が多くあることを知りましたが、その論旨は、貴説をはじめとして温暖化脅威論をあおる人たちよりはるかに説得力があることをしりました。
    そもそも地球温暖化脅威論は仮設ではありませんか。
    仮説を絶対的真実であるかのように主張されると普通の人はそれが事実であると錯覚します。何しろIPCCは国連の機関、世界中の科学者の結論などと言われると一般の人はひとたまりもありません。
    錦の御旗ができればこの問題で利益を得る人の思いのままです。
    仮説を真実として、50年100年先を心配して多額の予算を使うのはいかがなものでしょうか。
    今、地球の温暖化でどういうデメリットがあるのかとひとに尋ねるとろくな答えが返ってきません。
    シロクマ ツバルの問題、そして海面上昇です。
    深刻な問題意識などないのです。
    私は今この問題に決定的に欠けているのは温暖化のメリット、デメリットの評価ではないかと思っています。
    私は温暖化問題懐疑論者ですから、温暖化を前提とした議論はチョットしずらいのですが、この議論を進めれば温暖化したほうが良いという結論が出て、今進行している途方もない温暖化対策予算はもっと大事なところに振り向けることができると思います。
    ちょっと余談ですが科学者が予測をするのは結構なことだと思いますが、日本の地震学者たちが東北地方に向こう30年間震度6以上の地震は来ないと予測した(マスコミも大きく取り上げました)のにその4か月後に3.11の大地震がおきました。
    その総括が予算が少なかった、では開いた口がふさがりません。温暖化問題もこの程度のものと思っています

  2. HP管理者 のコメント:

    ●堀江さん、初めまして。

    > そもそも地球温暖化脅威論は仮設ではありませんか。
    > 仮説を絶対的真実であるかのように主張されると普通の人はそれが事実であると錯覚します。何しろIPCCは国連の機関、世界中の科学者の結論などと言われると一般の人はひとたまりもありません。
    ●世の中には大きな誤解があります。コンピューター・シミュレーションは、適切に利用すれば便利な『道具』ですが、使い方を誤れば、ただのおもちゃです。シミュレーションによって予測を行うためには、対象とする現象を科学的に完全に解明していることが大前提です。
    ●気象現象は、いまだに未解明なことが多く、何らかの人為的=恣意的な仮定を組み込まなくては(気象研究者はこれをパラメータ化と言ってごまかしていますが(笑))モデルを作ることができませんから、この段階ですでに気象現象を模倣=シミュレートしているのではなく、製作者の主張を示しているにすぎません。CO2温暖化を主張する人たちが彼らの願望をコンピュータに演じさせているにすぎません。裸の王様(=無能な政治家や国民)の悪徳仕立て師(=気象研究者)の見えない衣(=実在しない人為的CO2地球温暖化)を紡ぐ機織り器です(笑)。
    ●自然科学は観測結果こそ最も重要視すべきことであるという、自然科学の大前提を理解しなければなりません。
    ●自然科学的に説明できない人為的CO2地球温暖化仮説を事実のように子供たちに教え込み、洗脳している教育者の責任は、前大戦に学生・若者を動員した戦前・戦中の教育者の過ちと全く同じことであり、許されないことだと考えています。

    > 錦の御旗ができればこの問題で利益を得る人の思いのままです。
    > 仮説を真実として、50年100年先を心配して多額の予算を使うのはいかがなものでしょうか。
    ●この国は、国民多数の幸福よりも企業収益を如何に大きくするかにだけ政策が偏っています。特に安倍晋三になってからその傾向はますます顕著です。そのような中で温暖化対策、軍事費、オリンピックなどに大盤振る舞いすることによって、この国の財政は長期的に確実に悪化し、これを解消するためにはナチスドイツのように政策インフレでも起こすつもりでしょうか。

    > 今、地球の温暖化でどういうデメリットがあるのかとひとに尋ねるとろくな答えが返ってきません。
    > シロクマ ツバルの問題、そして海面上昇です。
    > 深刻な問題意識などないのです。
    > 私は今この問題に決定的に欠けているのは温暖化のメリット、デメリットの評価ではないかと思っています。
    ●有史以来の文明の消長を考えれば、温かい時期には文明が栄え、寒い時期には文明は衰退し、戦乱が起こっていることに学ぶべきです。COP21では、産業革命前の気温からの上昇を2℃未満に抑えるなどと言っていますが、まるで産業革命前が快適な気候であったかのような印象操作をしています。とんでもない話です。その時期は小氷期後期の寒冷な時期であり、飢饉が頻発していたことを思い出さなければなりません。

    > 私は温暖化問題懐疑論者ですから、温暖化を前提とした議論はチョットしずらいのですが、この議論を進めれば温暖化したほうが良いという結論が出て、今進行している途方もない温暖化対策予算はもっと大事なところに振り向けることができると思います。
    ●端的に言えば、そのうち必ずやってくる寒冷化の危機に備えることは重要だと思います。

    > ちょっと余談ですが科学者が予測をするのは結構なことだと思いますが、日本の地震学者たちが東北地方に向こう30年間震度6以上の地震は来ないと予測した(マスコミも大きく取り上げました)のにその4か月後に3.11の大地震がおきました。
    > その総括が予算が少なかった、では開いた口がふさがりません。温暖化問題もこの程度のものと思っています
    ●私はもともと土木屋で、かつての仲間には地震予知がらみの仕事をした連中もいますが、彼らは端から防災という観点から有効な精度の地震予知などできるとは考えていませんでした。しかし、無能な政治家や役人をだまして研究費を取ってくる方便としては、地震も、温暖化も、はたまた核融合なども実に有効です。出来そうで出来ないところが・・・(笑)。

  3. 東海太郎 のコメント:

    近藤様、ご著書「検証温暖化」が未だにAmazonに入荷していません。入荷待ちの表示もなく、中古本が高価をつけて出品されているだけです。この状態はおかしくないですか。Amazonは何らかの意図があって扱いをしないのではないかと疑ってしまいます。私は先日、Amazonの中古本としてご著書を購入しました。ほぼ新品で2000円でした。

  4. admin のコメント:

    ■東海太郎様、情報をありがとうございます。

    ■Amazonの表示は確かに変ですね。紀伊国屋BOOKWEB、楽天などでは正規の価格で販売されているようですが、販売事情については把握していませんので、私からは何とも言えません。ご了承ください。

  5. admin のコメント:

    ■このホームページのウェブサーバーの移行作業中に、最新のコメントがいくつか失われてしまいました。故意に消去したわけではないので、ご了承ください。

    ■最後の書き込みは、掲題のレポート「再考・地球温暖化論」のp73の図が、大気中水蒸気量が平均的な値よりも小さい場合であるということについての疑問があるというものでした。この点について、図で示しておきます。

    ※上の図と下の図はそれぞれ横軸が波長(上図)、波数(下図)なので左右の位置関係が逆になります。

    大気からの赤外線放射
    ■図の緑の楕円と青の楕円で示した部分について、上の図に示した平均的な水蒸気濃度の大気の赤外線の吸収率(=射出率)に比較して、下の図の観測結果では射出率がかなり小さくなっています。
    ■これに対して、ピンクの楕円で示した部分は二酸化炭素による吸収率(=射出率)は上の図でも、下の観測値でも安定した値を示しています。したがって、水蒸気濃度が低くなっても15μm付近を中心とする二酸化炭素の吸収帯域では地表面放射を吸収するのに十分な二酸化炭素濃度であると考えられます。
    ■現在よりも大気中の二酸化炭素濃度が上昇した場合は、現在の二酸化炭素による15μm付近の吸収帯域幅が幾分広がることになりますが、その影響は軽微であると考えられます。

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